色々な媒体で白鳥の飛来地として紹介されていて、印西市に住んでいるからには早く行ってみたいと思っていた印西市本埜(もとの)の「白鳥の郷」に行ってきました。
アクセス
車で行くことが前提の場所になります。僕はナビに「千葉県印西市笠神1745」という住所をセットして行きました。早朝一番乗りでなければ目的地付近で縦列に止まっている沢山の車が目印になるかと思います。
ナビを頼りに車を走らせるとこのような田園風景が広がった所に辿り着きます。白鳥は警戒心が非常に強いとのことで、犬をはじめとしたペットの連れ込みや大きな音を立てることは厳禁となっています。
現地には見学マナーについて沢山の注意喚起の立て札があるのですが、個人的にこの立て札が胸に響きました。これを見ても大きな声を出そうという人はおそらくいないでしょう。
この日は2019年1月26日(土)でしたが今季の飛来数は「606羽」となっていました。例年1000羽前後が飛来するとのことなので今後もう少し増えていく予定でしょうか。
見学場所には複数のベンチが設置されていてとても助かります。また仮設トイレも設置されていて実際にうちの子供も利用させて頂きました。
穏やかな気持ちでしばし白鳥見学をします。
白鳥が群れをなして飛ぶ姿は本当に優雅であちらこちらからシャッターを切る音と感嘆の声があがります(白鳥を驚かせないように声は控えめで)。
白鳥が着水する瞬間も非常に興味深いです。見事な姿勢でフワッと着水する姿に野生動物の素晴らしさ、美しさを実感せずにはいられません。
過去に航空機の離発着を見ることのできるスポットとしてさくらの山公園や成田空港第1ターミナルの展望デッキのことを記事にしましたがそれはそれで美しく良い対比だと思います。
現地では「甘酒どうぞー」というありがたいお声がけがあるのですが僕はお酒をあまり飲まないので自然と焼きいもの方に目が移ってしまいました。
紅あずま(ベニアズマ)というサツマイモを使っているようなのですがこれが本当に甘くてとても美味しかったです。思わずお土産用に追加購入してしまいました。
この場所について書かれている多くの紹介記事にはおススメの見学時間帯として早朝(白鳥がエサを探しに飛び立つ前)と夕方(白鳥が戻ってきた後)が挙げられているようです。
今回の僕はそのどちらでもない13時過ぎに現地到着しましたが、天気も良く、優雅かつ気持ちよさそうに飛行する白鳥の姿を見たり、なぜか水辺ではなく土の上でじっと動かない白鳥の愛嬌のある姿を見るだけでとても楽しむことができました。
一方でやはり見どころという噂の朝夕がどのような感じになるのかも気になりますので、次回はそのどちらかの時間帯にお邪魔させて頂きたいと思います。